憂鬱な朝

 

女子高生(上代真美、16歳、お嬢様に学校に通う女子高生。長い髪に色白の肌。毎朝のように痴漢に遭うのが悩み)

男(年齢不詳、この小説の主人公。趣味は痴漢)

 

男はゆっくりと女子高生に近づいた。紺色の襟に白二本。○○女学院の制服を身にまとった女子高生は、人混みにおされ、もみくしゃになっている。男の勘では、この女はイケル!だった。

次の駅につくと、人が入れ替わる。少しだけ人が出ていき、その何倍もの人が乗り込んでくる。

男は押されたふりをしながら女子高生へと近づく。

そして、ゆっくりと手を伸ばす。小さなおしり。やわらかな感触。

力を入れる。痴漢がいると知らせる。女子高生がうつむく。男にとっては「行け!」のサイン。

スカートをたくしあげる。女子高生の色白の顔が真っ赤に染まる。

忍び寄る指。女子高生はその不埒な指を拒めない。

 

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(小説はここでおしまいです)

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